2016年2月22日月曜日

脚本上の因果関係

キャラクターの成長を表現するためにキャラクターを堕とす、ということを安直にやる脚本家は本当に多いなぁと思う。
堕とすのはいいとしても何故その失敗をおかすことになったのかキャラクターの内的要因や外部の要因を全く設定せずに失敗を描く人がいる。
現実では突然の災厄のように降りかかってくる不幸や失敗があるにせよ、物語の中でそれをやるのはご都合主義というものだろう。
しかし、そこを掘り下げない人は多い。
架空の出来事や人モノがさも因果関係を持って見える。
それをつくるのが脚本家の仕事なんだけどね。

2016年2月11日木曜日

まさに表現の自由の危機

 高市早苗議員の発言を受けて是枝裕和監督が書いたこの記事、広く読まれるべきと思いました。 誰が何を誤解しているのか?~放送と公権力の関係についての私見②~ 
エロ漫画の規制なども延長線上にあるとは思いますが、高市議員の発言は本当に表現の自由の核に触れている怖さを持っていると感じます。
放送が政治的に偏っているかどうか、これを判断するのは政府であってはならない。
そのことだけは間違えてはいけないと思います。

2016年2月3日水曜日

作品という船

監督の仕事ってなんだろなー?と、ここ最近考えている。
自分の中で似たイメージを持ってるのが客船の船長。
お客さんが乗ってたり他の船員が船を動かしていたり。
アニメの監督もスタッフに作品の向かう方向性を示したり、お客さんを作品の世界に乗り込ませて無事に降ろすとか、船旅を楽しんでもらう仕事と考えると似ている。
特に作品の舵を切る時、船は急に曲がれないのと同じように作品も急には変われない。
今までの積み重ねの上で方向を変えて行くしかない。
自分が作品という船を動かしていると考えると自分のやるべき事が見えてくる気がしている。
監督の場合は、お客さんを船の中でどう楽しませるのか、とか何処へ連れて行くのかみたいな事にかなり裁量権があると思うので、そこはリアル船長さんとは違うのかもしれない。
1番の仕事は怪我人など出すことなく船を無事に目的地へと導くことだなのだろう。