2011年8月26日金曜日

『〈反〉知的独占』

〈怒〉知的独占 これ面白かったです。〈反〉知的独占という本に補助線を加えた紹介です。大半、特許についてですが著作権のところさらっと読むだけでも興味深い。著作権制度が古くなって現実と合ってない事だけは良く判ります。紹介されてる本読んでみたいですね。
本からの引用部分↓

『知的財産法というのは、政府が私的な独占を強制するということだ。 有効な徴税機構のない国では、いまも昔も、 政府が独占権を与えるのはよくあることだ。紅茶やチョコレートのブランドで、 古いラベルを見ると「女王陛下のご指名により」 と書いてあるのを見たことがあるだろう。国が発達すると、 もっと有効な徴税インフラが、塩の専売や、 大統領の義弟に独占輸入権を与えるといった歳入の仕組みにとってかわる。 したがって、あれやこれやの商業活動を行う独占権を政府役人が売り出したり、 特定の財やサービスの生産や商業化の独占権を売ったりというのは、 ほとんどあらゆる先進市場経済では、だんだん消えていった。知的財産は、 現代的な徴税の前史から残っている、ごく少数のアナクロニズムの一つだ。 いやもっとひどい。それはゆがめられたアナクロニズムで、 いまや当初の設立の狙いとは正反対の、レントシーキング目的で利用されているのだ。 答は ── もし追加インセンティブの必要性が本当にあるなら ── それは補助金で 行うべきで、政府が独占権を与えてはいけない。


なるほどです。

2011年8月15日月曜日

レンズの選択7

またまた間が空いてしまいました…が一応望遠レンズつづき、と絞めにしようかと。望遠はやはり対象から距離を取りたいときや画角を狭くしたい時に使うというのが一番基本的な使い方なのかな、と思います。望遠に絡んだアニメの場合の細かいテクニックも色々あると思いますが、部分的に書いても誤解されそうなのでやめておきます。文字だけだとわかり難いこともありますし。個人的には望遠で奥行きを殺した絵は大好きなのですが、何故と言われると合理的な理由が浮かびません。ただ対象に入り込んで見ている感じは望遠の方が出ると思ってます。と、ここまできて標準レンズについて語らないとはいかに?といわれそうですが標準は基本的にあなたの「目」です。人間の目は状況に応じて(画角が変わるという意味ではなく)広く物を見たり集中したりするので、そういう感覚に応じてレンズを使い分けるのが良いのかな、とおもいます。ただ現代人はレンズを通した映像というものに非常に慣れているので、自分の目だけでなく、光学レンズを通した画も意識せざるを得ないでしょう。カメラを人の視線として捉えるか、あるいはカメラそのものとして捉えるかは表現したいものによって変わってきます。望遠、標準、広角。そして目高、アオリ、俯瞰。基本的な構図はこの要素の順列組み合わせですが、これを決めるだけでもかなり迷うものです。実際作る時は時間との戦いだったりもするのでいちいち理由付けを考えたりしない事もありますが、振り返った時何でこれを使ったのかみたいな事は考えるようにしています。その時その時なるべくベストな選択ができるといいなと思いながら。こんなところで絞めとさせていただきます。