2010年10月28日木曜日

ひとまかせ

どこまで人に任せられるかというのは難しいものですが、自分はなるべく人任せにしたい質で「長靴をはいた猫」みたいに担当原画マンがコンテ描いてつないでいくというやり方で作ってみたりしてみたいものですが、長編とかで無いと難しそうですね。総監督制度の総監督とかは近いものがありますけど、出来あがったものだけみてケチをつけられるとムカついたりはしますねww担当の人も色々やりたがる人もいればそうでもない人もいるので人それぞれでもありますが。ある程度長い付き合いのスタッフはやはり貴重でおたがいの得意とかわかってるとすごく助かります。お互い信頼できるスタッフが沢山集まるのは稀ですけどやはり一人のキャパシティが大きいと作品のクオリティも必然的に上がっていきますし。しかし有能なスタッフを集める育てるのはホントに大変ですよねえ。

2010年10月26日火曜日

いみ・イミ・意味

演出にしろ作画にしろ分析を加えるときに、それが何を意味しているのか何を伝えようとしているのかという考察を抜きに分析するのは文字どうり無意味なんじゃないだろうか。こういう原画を入れるとリアルに見えるよね、というところで終ってると、すぐに様式化して陳腐化してしまう。何故って、アニメーションは表現だから。表現と結びつかない考察は表現の考察じゃない。原画一枚一枚を全体の表現とどう結び付けられるのか、壮大な話ではあるけどそういうつもりで解析しないと作画の解析なんて無意味だろうと思うんだけどなあ。

2010年10月19日火曜日

最近読んだ本

菊池成孔・大谷能生著『アフロディズニー2』めちゃめちゃ面白いです。1巻読まなくても、楽しめると思います。オタクカルチャーが今どんだけ面白い位置にいるかということがよく判る。話題は多岐に渡ってますが全部アニメと絡めてるんでアニメ関係者必読です。特にハイファッションとの関係の話なんか興味深いです。

2010年10月9日土曜日

忙しいです

電車の中で居眠りすると進行方向と逆に倒れてしまいます。判っていても倒れてしまうんですけど。。
さて、秋番も大分始まってきましたね。まだあんまり見れてないですけど楽しみなのも何本かあります。本数も少しづつ増えてきたようですし不況ではありますが落ち着きを取り戻してきてるんでしょうか。来年はさらに本数増えてる印象があるので、仕事を受ける身としては一安心。とはいえ、まだまだ厳しいご時世ですので踏ん張らないといかんですねえ。

2010年10月5日火曜日

抽象性の確保

手描きのアニメというものは、どこまでいっても現実そのものを写した写真にはならない。代わりに抽象性を幅広く保持している。実写のドラマにおいてかわいい女優さんが演じてるキャラクター性はその女優が持つ身体にかなり拘束される。アニメにおいてはかわいい女の子のキャラクターであっても、それをアイドルみたいな女の子から自分の身近にいる女の子までかなり容易に置き換え可能だ。では、抽象度が高ければ物語に入り込みやすいかというとそんなことはなく、実写の方が絵的には明らかに現実と地続きなので世界観を受け入れるには実写の方がはるかに容易だ。
子供のほうがアニメをよく見るの理由は簡単だ。現実との判別がつきやすいからである。子供のころホラー映画など見た日には眠れないことも多々あると思うが大人になるにつれどんなにリアルに作ってあっても現実との判別がつくようになって客観的に楽しめる距離感が得られるようになる。もし、現実との区別が全くつかない物語映画があったとしたら、それは物語としての機能を発揮していないだろう。物語には観客が客観的にみれる仕掛けが不可欠なのだ。
基本的な仕掛けとして、導入部では物語世界に引き込む現実との敷居を低くする仕掛けが要求され、徐々に今度は物語から引きはがしていく仕掛けが必要とされる。
アニメにおいて最大の障害は導入である。物語を観客に読む価値のある現実と地続きであるものとして認識させるのが一番難しい。逆にそこを乗り越えてしまえばあとは容易い。
アニメファンのアニメキャラへの思い入れが尋常で無くなるのは当然だ。観客は一つのキャラクターを見ながらも、それぞれ別の現実や妄想に引きつけていくからだ。かわいい女の子のキャラクター一つから結び付けられる現実は、実写よりはるかに多様だ。
そのことが、現実をより充実させる想像力になるような作品を作っていくことが大事なんだと思う。

2010年10月3日日曜日

魔法少女の秘密

魔法少女ものの基本のお約束の一つに魔法について人に話してはいけないというのがあるけど、あれはやはり女の子的に萌えるシチュエーションなのだろうか?
男の子ものだとその手の約束してるのはウルトラマンくらいでしょうか?他人に話せない秘密を持ってる的ネタって他にどんなのがあるだろう。魔法少女ものにおいては親に言えない秘密を持つこと自体が成長物語としての重要な要素を担っている気がするけども、男の子の物語の中では機能しにくいのか?いやそうでもなさそうな気がするけど。秘密を持つって大人への階段ですよね。