2010年9月2日木曜日

エヴァともののけ

ホントに暑い日が続きますねえ。
なんか、前から書いてみたいと思いつつ今更な感じもするし、批評みたいになりそうだけど書いてみたいから書いてみるみたいなテーマで。単に自分の頭の中を整理してみたいだけなんですが。
エヴァンゲリオンと、もののけ姫はほぼ同時期に制作されてました。テレビのエヴァを作ってる頃、もののけは準備してたくらいでしょうか。準備期間にジブリでエヴァを1本受けてましたから、ほぼ同時期の作品と考えていいでしょう。
ずっと気になってたのは、師匠と弟子がなんで同時期に似たような話を作ったんだろうということ。その辺掘り下げた書籍もあるんでしょうか?単体の作品では2つとも掘り下げられてるけど関係性を論じてる本あるなら読んでみたいです。
宮崎さんにせよ、庵野さんにせよ、それまで扱ったことがない内向的な少年をテーマにしていて話の大きな構造も似てる。エヴァはまだ庵野さんがそれまでも扱ってきたモチーフが散見されるけど、もののけは宮崎さんがこんな陰気なもの作るんだということに当時の自分は驚きました。
シンジくんもアシタカも自分のことを忌むべき存在として扱ってる。宮崎さんはエヴァの話の大枠は知っていたはずだと思うのですが、だとするとあえて似たような主人公をぶつけたことになる。
あるいは、宮崎さんは似ているとは思ってなかったのかもしれない。または、エヴァのストーリーはあえて読んで無かった可能性もあります。いや、やっぱり知らなかった可能性は低い気がするなあ。絶対庵野さんに電話して説教食らわしてたんじゃないかと邪推してるんですが。
いずれにせよ、宮崎さんは方向性を変えられるスケジュール的な余地はあったと思うけど、そうしなかったということはシンジくんアシタカを貫くキャラクターに重要性を感じていたということなんでしょう。二人は同じ時代に物作ってはいても、方向性が重なることは無いですが、この2作品だけは何か似たような方向性を持っていて両方大ヒットを飛ばしたというところもまたすごく似ている。
逆に、2作品の違いを考察すると2人の作家性が浮かび上がってきそうです。
いや二人の作家性なんて論じてる本は山ほどありますが、この2作品は自分はいつもセットで考えてしまう。不思議な相関にある気がするんです。二人がこんなに似たようなテーマで作品作るなんて、もう永遠に無いと思うので。

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