2009年6月3日水曜日

技術

ある程度以上にいくと、努力に対しての伸び幅が少なくなる。なので、技術だけをつきつめても、新しい何かは望めない。アニメーターの場合だと素描力がある程度あるなら、なにを描くかモチーフ捉え方が問題になる。モチーフの捉え方も技術だという向きもあろうが、肉体的鍛練や理論でのりこえるのが難しいと思うのであえて区別する。役者でいうなら発声など身体能力以外の部分や理屈で覚えられる芝居の先にある芝居というところか。要は自分で発見をしていかないといけない領域こそ表現においては重要なのだが、自分で発見しなければいけないのだから、発見そのものを教えて貰えるはずもない。しかし、他人の発見の体験を追う事で、発見の方法論みたいなものは学べると思う。うまいアニメーターや演出などは日常見ていても見過ごしたり意識していない場面や仕草を捉えるのがうまい。無意識の中にあるものを意識の表面に引き上げるのが表現の技術だろう。

0 件のコメント: