2009年1月23日金曜日

日常の変容

物語はそもそも嘘、虚構だ。
虚構だがしかし現実の断片のモザイクであったり、未来には現実になる可能性があったり、何かしら現実とつながっているものだと思う。
現実とつながっていない虚構はただのウソか、意味のない言葉の連なりだろう。
物語として現実を変容させるための嘘として今どんなものが必要なのか、もっぱらそのことしか最近考えない。理屈っぽく考えた嘘なんておもしろくなさそうだとは思うが…。
アメリカの黒人大統領と言えば今まではモーガン・フリーマンしか思い浮かなかったが、ついに本物の黒人大統領が現れた。映画の世界が現実になった。
人間が想像できることはいずれ現実になっていく、と思って物語を作っていくほうが面白い。
悪いことは現実にならなくていいけれど、いいことはどんどん現実になっていくといい。
物語がその片棒を担げたらこんなに楽しいことはない。

2009年1月14日水曜日

コストダウン

アニメの制作費をコストダウンさせることはとても重要だと思う。
現状のアニメ製作には莫大な費用がかかるが、その資金を集めて回収するのはとても大変だ。
当然、企画は通りにくい。
漫画のように紙とペンがあれば何とかできあがるということはない。
しかし、コンピューターの性能が上がってくれたおかげで、だいぶ少人数でも製作が可能になってきたと思う。
まだ、商業ベースでまわせるほど人材がいないとは思うが、すこしづつデジタルを使った製作のノウハウをためて、もっと気楽に企画が動かせるようになりたい。
紙と鉛筆は絵を描くには最適なのだが、最終工程がデジタル化してしまっている現在では余計な手間がかかる。コンピューターで絵を描くのがもっと楽になるとよいのだが。
将来的には作品によって何を重要視するかで方法を選択していくことになるのだろうが、とりあえずデジタル環境の充実を望む。

ネタ考2

東京が南の島で自然の恵みが豊富にあって誰も食うに困らない場所だったら…。
みんな幸せで争いのない世界になるんだろうか。
ならないんだろうなあ…。
でも南の島ってのどかなイメージがある。

2009年1月9日金曜日

超能力(ネタ考)

超能力はアニメの得意技。なにせ超能力だからなんでもあり。光線出そうが空を飛ぼうが。
しかし、かなり色んなネタをやりつくされた感あり、意外と新鮮味に欠けがちか。

2009年1月2日金曜日

夢と現実の境

もはやアニメの得意技とは言えなくなった気がするが、アニメや漫画の絵の持っている抽象度の高さは幻と現実を等しく扱うのが得意だ。
CGが進歩した今は実写でもかなりいろんな素材を混ぜて扱うことができるようになったが、緻密な合成をするのはまだ大変だと思う。
例えばウォルトディズニーの作品のように木や動物や妖精が人間とともに踊ったりするようなものもCGでかなりうまく合成できると思うが、アニメはすべてが絵なので特別なことをしなくても違和感なくそれぞれを同居させることができる。文脈的なことは別にして視覚的にはほぼ完璧に。(小説などではもっと簡単に)
逆にいえば現実と幻想を描き分けることは難しいので、何をやっても空々しく見えてしまう恐れがある。
というわけでアニメにおいてはいかに本物らしく現実に存在するように見せるかが絵描きの主な関心となるのだが、突き詰めると絵の持つ抽象性を突破することは不可能だし不毛だ。
単にリアルということであれば現実の人間の芝居にかなうものではない。
結局扱う題材がもつ夢と現実の境を見極めないとうまくいかないし、題材選びで作品がうまくいくいかないは半分くらい決まる気がする。
しかし、いろんな人間が興味を持てる題材を探すのはとてつもなく難しい気がする。